ますまちだ

数学・物理の公式と問題解説を淡々とアップします。

物理公式集 19:音の伝わり方

  • 音波

音波は空気を媒質とした縦波(疎密波)

気温  t[℃]での音波 v[m/s]は

  v = 331.5 + 0.6t

  • 音の反射・屈折]

音においても、反射の法則と屈折の法則が成り立つ。

  • 音の干渉

強め合う条件  |l_1- l_2| ≦\lambda / 2 \times 2m

打ち消しあう条件  |l_1- l_2| ≦\lambda / 2 \times (2m+1)

  l_1, l_2は音源までの距離。

  • うなり

振動数にわずかな違いのある二つの音波を重ねるとうなりを生じる。

うなりの振動数は元の二つの音の振動数の差になる。

音源と観測者が相対的に動くと、振動数が変化して観測される。

 \displaystyle f' = \frac{V-u}{V-v}f

ここで、 f'は観測される振動数、 fは実際の振動数。

観測者の速さを u、音源の速さを vとし、観測している音波の伝わる方向を正とする。

 

人は上、音は下と覚える。