物理公式集 21: 気柱にできる定常波

閉管内の気柱にできる定常波は、必ず閉端が節、開口端が腹になる。

管の長さを $l$ 、定常波の波長を $\lambda$ とすると、

$\displaystyle l = \frac{\lambda}{4} \times (2m-1) (m=1,2,3,...)$

開管内の気柱にできる定常波は、必ず両端の開口端が腹になる。

管の長さを $l$ 、定常波の波長を $\lambda$ とすると、

$\displaystyle l = \frac{\lambda}{2} \times m (m=1,2,3,...)$

閉管の場合

$\displaystyle v= \frac{v}{\lambda} = \frac{2m-1)v}{4l}$

開管の場合

$\displaystyle v= \frac{v}{\lambda} = \frac{mv}{2l}$

閉管内の気柱を共鳴させるとき、気柱の長さが $l_1$ の時共鳴し、次の共鳴が $l_2$ のときにおきたとすると( $l_2 ＞ l_1$ )、音源の出す音の波長 $\lambda$ は

$\displaystyle l_2 - l_1 = \frac{\lambda}{2}$ 　

ますまちだ