ますまちだ

数学・物理の公式と問題解説を淡々とアップします。

物理公式集2: 運動の3法則

外部から力が働かないか、あるいはいくつかの力が働いていても、それらが釣り合っている時には、静止している物体はいつまでも静止し、運動している物体はいつまでも等速直線運動を続ける。

  • 運動の法則

物体の一定の力を加え続けると、加えた力の向きに物体は等加速度直線運動をし、その加速度の大きさは力の大きさに比例し、物体の質量に反比例する。

 \displaystyle F=ma, a= \frac{F}{m}

  • 作用反作用の法則

物体Aから物体Bに力を作用させると、物体Bから物体Aに同じ作用直線上で大きさが等しく、向きが反対の力が作用する。

  • 摩擦力

摩擦力は、面の垂直抗力 Nに比例する。

 F=\mu N  ( \muは比例定数)

  • 重さと質量

質量は物体の慣性の大きさを表す物理量。

重さは物体に働く重力の大きさで場所によって異なる。

  • 空気抵抗

空気中を落下する物体に働く空気の抵抗力は、物体の速さが速くなるほど大きくなる。空気抵抗と重力が等しくなった後、物体は等速直線運動する→終端速度。

 kは空気抵抗を示す定数。

 mg - kv = 0より、

 \displaystyle v = \frac{mg}{k}

(重力÷空気抵抗 = 速さ)